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7.『認知症になっても安心できる街づくり、さわ病院の挑戦』
~認知症地域連携パスの取り組み~ |
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老人性認知症疾患センター 藤本理恵子
杉山博通
深尾晃三
服部地域包括支援センター 小野晃代
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地域連携クリティカルパス(地域連携パス)とは、例えば大腿骨骨折、脳梗塞、心筋梗塞等、急性期病院に入院後、回復期の病院(リハビリ病院)⇒施設(老人保健施設等)⇒在宅へと、利用者(患者さま)が、病態に応じて適切な医療及び福祉サービスを享受できるよう、地域の医療機関、福祉機関が連携し、サービス提供を図る仕組みです。その目的は、住み慣れた地域生活の継続です。各機関は連携を前提として、各々の専門性を活かしたサービス提供に集中出来るため、サービスの質の向上が期待できます。利用者は今後の予定が立てやすくなり、早期に在宅生活復帰ができるメリットがあるといわれています。
地域連携パスは、現在様々な疾患を対象に全国で取り組まれています。しかし、認知症疾患を対象とした地域連携パスはあまり運用されていないのが現状です。おそらく、疾患の特性上、症状の出方に個別性が高いこと、進行性疾患が多く含まれることなどがその理由ではないかと考えられます。
当院ではかねてから、若年期から向老期までの幅広い年齢層の精神障害者に対する医療、福祉サービスと共に、高齢者、特に認知症疾患の方への医療、福祉サービスの提供にも力を注いできました。この土壌を活かし、さわ病院では新たな取り組みとして、認知症疾患を対象とする地域連携パスを作成し、今年初夏を目処に運用していくことを目標にして、現在準備をすすめています。
『認知症になっても、安心できる街づくり』を命題としてこのパスを考えた時、街づくりの一端を担う認知症専門医療機関として、何が求められているのか?運用への取り組みを紹介するなかで、考えていきたいと思います。
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