インタビュー 小林 医師(精神科医)

今携わっている仕事は何ですか?

精神科医としての外来診療、入院診療、病棟当直業務が主な仕事です。

去年の4月に入った時点では上級医に指導を受け、副主治医として入院患者様を担当したり外来を見学したりしていましたが、6月ごろからは主治医として本格的に入院を受け持ち、再診外来、新患外来もその後間もなく始まっております。

一医師としての重い責任を日々感じておりますが、本当に悩んだ時は他の医師やコメディカルに相談しやすい雰囲気であり、多くの方の協力を仰ぎながら診療に取り組んでいます。

これまでの仕事の中で感じた喜び・やりがいは何ですか? 具体的にそれはどんなことでしょうか?

やはり治療が奏功し、患者様やご家族様に感謝していただけることが最も嬉しいです。

精神科はどうしても経過が長く、ときには互いの人間性をぶつけあい、憔悴してしまうことも珍しくないですが、だからこそ患者様、ご家族様とともに治療をしているという実感があり、きちんとしたサポート体制を整えて退院していただいたときの達成感は大きなものがあります。

これからチャレンジしていきたいことは何ですか?

まだまだ精神科医としての経験も知識も浅く、しばらくはそれらを習得するのに全力を尽くさなければならないと思っています。

当院は精神科救急病院であり、日々多くの患者様が様々な悩みを抱えて来院されます。その中で共に悩み、勉強していくことでそれぞれのケースにとって最良の方法を模索していきたいです。

テキストでの勉強も大切ですが、それ以上に人間同士のやりとりから学ぶことは非常に多く、豊富な経験とそれに基づく知識を得ることができる環境としては、かなり理想的な場なのではないかと実感しております。

ページの先頭へ